日々、空想日和ブログo

 ながく、地に並んだ 影ほうし

水面下では、その根をひとつにして いました。

それは 密にではなく、
ほんの 何気ないもので

けして 混じりあうということでは ないのです。


透明な植物 の生命を
すり抜けるようにして、

木々のあいだに こもれびを反射し、
陽をとどめたら

こころの森は、水をたくさん含み
かなしみは いっぱいに 落ちました。


雲の 金色に輝きだした帯(リボン)は、
やがて 風を運び

ぽっかりと その 真皮を覗かせました。


木の葉達は ざわざわと

空へと 同じ思いを 還して

一葉 一葉。 眠りをはじめる のでした。

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